「ヨガをする理由ってなに？」「ヨガによって何を手に入れたいの？」
“柔軟性の向上”、“体力・筋力の向上”、“ストレス解消”…
人それぞれ答えは違っても、それらはすべて、『健康』という『幸せ』に行き着くのではないでしょうか。
では、私たちが、『幸せ』を手に入れるためにはいったいどんなヨガをすればいいのでしょう？
ヨガというと、柔軟性を活かしたポーズでバランスを保つイメージがありますが、実は、その前にやらなくてはいけない、もっと大切なことがあると考えます。
それは、「体を安全に動かすために必要な力強い重心を、動き出す前に作る」ということです。
そうすることで、自然に骨格が整い、身体が安定し、動きがスムーズになり、結果、無理のない、バランスのとれたポーズへと導かれます。
私たちは日常のパターン化した動作に慣れ過ぎてしまい、予期せぬ動作にスムーズに対応することが難しくなってきています。
昨今、よく耳にする「ロコモ」いわゆる「ロコモティブ・シンドローム」とは、運動器（骨、関節、筋肉等、身体を支え、動かす役割をする器官の総称）に障害を起こし、将来的に要介護になるリスクが高い状態になることを意味します。
ロコモへの進行例として、「生活習慣」から姿勢が崩れ、首、肩、背骨、腰、股関節、膝、足首等への負担が増加。痛みによって運動不足になり、筋力低下やバランス能力の低下などが起こり、転倒、骨折に繋がり、さらに身体機能が衰え寝たきりになる。という「負の連鎖」パターンが報告されています。
普段から、動作が小さい人や、歩く歩幅が狭い人、歩きスマホの習慣がある人も要注意です。
私たちヨガインストラクターは、お医者さんではありませんから、治療することはできませんが、予防のお手伝いをすることは可能です。※あくまでも予防するのはご自身です。
当スタジオでは、バランスは探すものではなく作り上げるもの…というコンセプトのもとに、重心を作り続けながら動き続けるヨガとして、「パワーヨガ（ヴィンヤサ・ヨガ）」と「クラシカルヨガ」を指導しています。
私たちはこのヨガを通じて、ヨガマットのスペースの中で、強い（大きい）重心を作る練習を行い、どんな動作を要求されても躊躇することなく対応できる身体を作り上げていきます。
そうすることで、関節への負担が軽減するとともに姿勢が整い、筋力、バランス能力、柔軟性等、身体能力と運動機能が向上し、もたれかからない生活、転倒しにくい身体へと変化していくことでしょう。
エナジーフロウのヨガは、身体に備わっている潜在的な力や機能を呼び起こし、健康へと導くヨガとして、スタジオをご利用くださっている多くの身体に関するプロフェッショナルの方からも支持されています。
『皆がインストラクター』『皆を幸せにするヨガ』
自分のためにヨガをしましょう…とよく言われます。それはヨガをする人が健康になることで、その家族等への負担を軽減することができるからです。
では、ヨガをしない家族、友人・知人はどうしたらいいでしょう？
ヨガをしない人にこそ、日常の動作に含まれる危険な要素を指摘し、正しい体の使い方、動かし方をアドバイスしてあげられる人が必要です。
当スタジオにはインストラクターは私だけですが、幸いなことに、大勢の人にスタジオをご利用いただいています。
その人たちが、身体のことや動作について、安全を重視した知識を身に付け、ご自分の周囲の人に対して正しく安全な体の使い方をアドバイスできるよう、体の使い方に関しては、どこよりもこだわってヨガをお伝えしていると自負しています。
自分が健康である幸せ、家族が、友人・知人が健康である幸せを、エナジーフロウのヨガによって実感してください。
